ベネッセ教育総合研究所
指導変革の軌跡 福岡県・福岡工業大学附属城東高校「進学率向上」
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COLUMN
学習日誌『礎』
 生徒の基礎学力定着を目指し、城東高校教師が保護者と目線合わせをしつつ、自宅学習をチェックするのが学習日誌『礎』だ。生徒は1週間分の家庭学習の予定を書き込み、その達成状況を記して、保護者のコメントを添えて週初めに担任に提出。担任は達成状況の確認や教科バランスを見ながら、すべての日誌にコメントを付け、週明けに生徒に手渡す。「学校と家庭で指導のベクトルを合わせることが目的。保護者のコメントからは、学校では見せない生徒の素顔が垣間見られるので、学校での指導にも役立ちます。また保護者との距離も近くなるので、一体感を持って指導に取り組めるようになりましたね」(大下先生)
図
(注)生徒へのアドバイスだけでなく、保護者のコメントに対しても必ず感想を記入することが、
保護者の信頼を得るコツのようだ。



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