中学校の教師は、どのような点に留意して授業を進めているのだろうか。
図1を見ると、「生徒の発言や発表の時間」「机間指導や生徒に個別に対応する時間」「練習や演習の時間」に、特に時間をかけるようにしていることがわかる。生徒が授業に主体的に取り組めるように発表の機会を多く設ける一方、演習を繰り返し行い、生徒の理解度に応じて個別指導をプラスすることで、学力の定着を意識して行っているといえる。
次に、図2を見てみよう。どのような授業を心がけているのかを教科ごとに聞いてみた。全体的には、「表現活動を取り入れた授業」「自作プリントを使った授業」「グループ活動を取り入れた授業」を特に多くするよう心がけており、図1とほぼ同じ傾向となっている。
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