|
|
|
目標2 将来を考えるきっかけをつくる
『VIEW21』編集部ヒアリング結果より
|
|
▼クリックすると拡大します
|
|
|
|
|
データ作成・加工の
POINT |
入試シーズンのこの時期は、生徒に入試や大学、学部・学科、更にその先の将来について考えさせ、文理選択後の進路選択のイメージを固めさせる絶好の機会である。現3年生の入試日程を説明し、先輩たちの頑張る様子を知らせる中で、「2年後、自分はどうなるのか。このままでよいのだろうか」と入試から今の自分を考えさせるきっかけを積極的に与えたい。更に、受験までまだ2年あるこの時期だからこそ、受験勉強から離れて自由に将来の夢を語らせ、自分の可能性を広げさせることで、学習へのモチベーションを高めさせたい。(3)のようなテーマを提示し、生徒に作文を書かせるといった取り組みも、この時期だからこそやってみたい。並行して、(4)などの客観データを使って、目標を持つことは学校生活を充実させ、成績の上昇にもつながっていくエネルギー源となることを理解させ、高2の進路学習へと導きたい。 |
|
|
プラスαの一工夫 |
教師が自分自身の経験を語る |
教師の高校時代や大学時代の体験談、そしてその当時の将来観などを生徒に語ることは、進路選択の視野を広げる上で非常に重要だ。担任教師だけでなく、教科担当の教師などからも話をしていけば、生徒はいろいろな方向性や考え方があるのだということに気づくだろう。授業中には話す時間も限られているので、学年通信などで各クラスの担任・副担任が交代で執筆するなどの工夫も考えられる。 |
春休みを利用する |
上記のような作文のテーマは、春休みの宿題として課すことも一つの方法だ。2年次の新担任に渡すように指導すれば、新担任にとっては生徒把握のための最新の情報源になるだろう。また、春休みを利用して志望校の見学に行かせるのもよい。夏休みのオープンキャンパスの時期と異なり、構内にはあまり学生はいないが、大学ならではの雰囲気に触れることは、進学に対する意識を向上させるきっかけになる。見学に行った大学についてのレポートを書かせ、2年次の新クラスで発表させれば、クラスメイトの相互理解のためのツールにもなるだろう。 |
|
|
|