生きたデータの見せ方・つくり方 2年生0学期の意識付け
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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目標3 1年間をしっかり振り返らせる
『VIEW21』編集部ヒアリング結果より
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図5,6
※上記の加工可能な資料がダウンロードできます
■成績が伸びた先輩の1・2年次の様子 Excelダウンロード(20KB)
■生徒用1年間の振り返りシート Excelダウンロード(19KB)
データ作成・加工の POINT

この時期、教師は高校入試や卒業式など学校行事のために多忙を極め、生徒から目を離す時間がどうしても多くなってしまう。一方、生徒は学校生活にも慣れて、ややもすると生活習慣が乱れがちになる。更には、入試もまだ2年近く先のことと、進路に対する意識も低くなりがちだ。このような状況の中で、春休みを有意義に過ごし、2年生で良いスタートを切るために、まずは、生徒自身にこの1年間を振り返らせてみてはどうだろうか。(5)のような「先輩たちがこれまでを振り返って、そこからわかったこと」を紹介すれば、自分はこの1年間をどのように振り返って、そこから2年生でどう対応すればよいか、といった改善点を見つけていく際の参考になるだろう。それを踏まえて実際に(6)のようなシートを使用して、生徒に書かせることで、新たな1年間を考えるきっかけになるはずだ。

プラスαの一工夫
生徒の悩みの解決例を学年通信などで提示
この1年の過ごし方は、これでよかったのか、更に新たな1年間をどのように迎えればよいのか、漠然とした不安を抱えている生徒は多い。教師は多忙なため、生徒への細かなケアをしにくい時期ではあるが、学年通信などを利用して、高2になって学習習慣を立て直した先輩や、苦手を克服して志望校に合格した先輩など、高2の頑張り次第でばん回ができることを伝えるようにしたい。
自校に入学した理由を考えさせる
1年前のこの時期、生徒たちはちょうど高校受験を迎えていたころである。その当時、どんな高校生になろうと思っていたかを作文などに書かせ、理想と現実のギャップを再確認させたり、初心に戻らせたりすることもできるだろう。担任教師が内容をチェックする時間が取れない場合は、あらかじめグループに分けて、生徒同士で論評させるなど、負担にならない指導方法を考えたい。

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