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目標2:冬休みの学習をプレ体験させる
『VIEW21』編集部ヒアリング結果より
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データ作成・加工の
POINT |
活用シートで現状を把握できたら、今度は具体的な学習計画を立て、実行させることも重要になる。学習習慣が未定着の生徒は、計画の実行力・継続力が欠けていることが多いからだ。この時期に計画をこなしきる経験が、今後の過ごし方に生きてくる。そこで、冬休みに入る前に、プレ体験としてしっかりとした学習計画を立て、計画を実行できるかどうか経験させ、適宜計画を修正するなどして冬休み本番に臨ませたい。そこで、(2)のような1週間単位の学習計画表に、冬休み前に生徒に計画を記入させ、計画が実行可能か試行させる。その際、冬休みの課題を前倒しして生徒に配付し、1週間でやるべきページ数を提示してもよいだろう。試行した1週間での状況を踏まえて、冬休みの学習計画を修正させるようにする。冬休み前に「プレ冬休み」を過ごすことで、より計画的で有意義な冬休みが送れるだろう。 |
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プラスαの一工夫 |
「集中する5時間」の重要性を理解させる |
部活動が忙しく、学習計画の実行が難しい生徒には、「冬休み中は1日に5時間の集中を」と意識付けてもよい。勉強だけでなく、部活動も含めて、一つのことに打ち込む時間を5時間確保するように訴える。勉強時間が2時間しか確保できなくても、部活動で3時間集中していればよい、という意味だ。やるべきことに集中できる力を持っていることが、今後に生きてくることを伝えて励ましたい。
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先輩の冬休みの事例を紹介 |
志望校に合格した先輩と不合格だった先輩には、冬休みの学習にどのような違いがあったのか。部活動に打ち込んだ先輩が、冬休みにどのように学習に取り組んで合格を勝ち取ったのか。それらのエピソードを紹介することで、少しの違いが大きな差を生むことを伝え、生徒の覚悟をあと押ししたい。 |
課題の中間提出日を生徒に決めさせる |
冬休み課題の中間提出日を決めることで、生徒の学習のペース配分を教師が決められるが、中間提出日を生徒自身に決めさせることもできる。自分の決断に責任を持たせ、実行をさせることで、自律的な学習の第一歩になるだろう。 |
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