きくち・りゅうざぶろう
1988年より洛南高校勤務。国語科。校内での指導に加え、現在は学生寮の舎監として寮生の生活を見守る。附属小学校設立準備委員。
しらがた・かずのり
5年間の民間企業勤務を経て、1978年より洛南高校の教壇に立つ。数学科。現在は同校の総合企画部長。附属小学校設立準備委員。 ※プロフィールは取材時(08年12月)のものです
今を支えるベテランから時代を担う若手への知識と技術の継承は どのような業種、職種においても軽視できない重要なテーマだ。 だが、教師という仕事においては、 言葉だけでは伝えきれないマインドの継承がとりわけ大切である。 熱き思いを持つ教師があえてその口をつぐみ、 自らの背中で道を指し示したとき、後輩教師は何を感じたのか――。 京都府・洛南高校の菊池竜三郎先生が「無言の教え」を振り返る。