さまざまな業務が山積し、じっくりと生徒に向き合う時間が確保しにくい3月。この時期では特に、教師の負担にならずに、生徒を学習に向かわせ、進路意識を醸成させる指導が求められる。中でも、低学年指導の一区切りとなる1年生春休みは、学習習慣の見直しをはじめとする、高校生活の仕切り直しの機会として重要である。高いモチベーションを保って高2の1年をスタートさせるためのこの時期の指導について考えていく。