特集 「大学入試分析」を生かす
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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 図3は、入試分析に組織的に取り組む場合と、個人レベルで取り組む場合とで、分析結果の活用(実施率)に差があるかを調べた結果だ。それによると、「分析結果を教員間で共有」「学校(教科)全体の指導体系に反映」で実施率に大きな差があり、定期テストや実力テストへの反映でもほぼ10ポイント以上の差がついた。
 自由記述回答には、学校でのさまざまな入試分析の工夫が読み取れた。「組織的にどのように教師のスキルや分析の精度を高めるか」「分析結果を入試直前の対策だけでなく、低学年からの指導にどのように反映させていくことができるのか」などが課題のポイントのようだ。
図3

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