未来をつくる大学の研究室 男女共同参画社会の実現に向け憲法学からジェンダーに迫る
辻村みよ子

辻村みよ子 教授

Tsujimura Miyoko 一橋大大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。 一橋大助手、成城大専任講師、同助教授、教授、 パリ第2大学招聘教授等を経て、 現在東北大大学院法学研究科教授。日本公法学会理事、 日本法社会学会理事、ジェンダー法学会副理事長、 内閣府男女共同参画局基本問題専門調査会委員等も務める。 『フランス革命の憲法原理』『女性と人権』『ジェンダーと人権』 (以上、日本評論社)、『ジェンダーと法』(不磨書房)など著書多数。

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未来をつくる大学の研究室 20
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東北大大学院 法学研究科◎ジェンダー平等と多文化共生研究センター
男女共同参画社会の実現に向け憲法学からジェンダーに迫る

「ジェンダー研究」といえば、従来は社会学や政治学、文化人類学、歴史学などの諸学問からのアプローチが一般的だった。近年は、刑法や民法、労働法など法学の観点から女性の権利の向上を実現するための研究が活発に展開されている。東北大大学院の辻村みよ子教授は、グローバルCOEプログラム「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」の拠点リーダーを務め、憲法学の知見から男女共同参画社会の在り方を追究し、具体的な政策提言や若手研究者の育成、啓発活動などに努めている。

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