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教科指導力の向上により 保護者の更なる信頼を得る |
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組織的な進路指導が動き始めた今、次の課題は教科指導の充実だと、木村校長は話す。
「全校体制による進路指導というハードが整った次には、教科指導というソフトの部分を、どのように組織的に改善するかが大きな課題です。今や教師個人の力だけで生徒を引っ張っていける時代ではありません。授業改善も、積極的に授業を見せ合うなど教師同士が協働して、組織的に行う必要があります。教師が教科を超えて切磋琢磨し、授業の質を高めていけるかどうか。それが、今後の本校の行方を左右すると考えています」
授業改善は保護者の意識を塾から学校に向けさせる上でも重要になると、天尾先生は話す。
「塾依存の体質は、生徒だけの問題ではありません。塾の指導による高校受験の成功体験があるだけに、いったん高校の授業に不安を覚えれば、再び塾に頼ろうとするでしょう。志望の実現のためには、本校の指導だけで十分であることを示して、保護者の信頼を得たいと考えています」(天尾先生) |
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