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2:地歴・公民、理科を前面に、生徒に5教科を意識付ける
5教科型学習になることによる変化を意識させる
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■5教科型の受験データを日々の学習に生かす
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■5教科での学習計画
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3年生0学期の姿勢を意識付ける
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■受験へ向けた学習の姿勢
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データ活用のねらい
:5教科型学習への自信を持たせる
5教科の学習を経験させる●
2年生の11月模試から、5教科になるのをきっかけに、生徒に5教科の学習を意識付けるようにする。部活動などで忙しい中で、5教科を学習する経験を早期にしておくことが、来春以降に生きてくることを伝える。この際、学習時間の総量を極端に増やさずに5教科の学習計画を立てさせることが重要。実現可能な計画に取り組ませ、受験勉強の疑似体験を「自分でもやればできる」という成功体験として印象付けたい。
基礎学力定着から進路意識を高める●
「進路を選ぶ裏付けになる学力」がない生徒は、この時期の進路希望調査でも弱気になりがちだ。5教科の基礎学力を定着させて、成績を上げさせたり、得意科目を認識させることで自信を持たせたりして、志望の成熟度を高めていくことが重要だ。
データ活用の流れ
:0学期にすべきことを伝える
学年集会やHRなどを利用する●
まず3教科から5教科へと変わったことが、成績にどのように影響するかを示し(
図3
)、その上で5教科になってからの学習計画(
図4
)、学習に取り組む姿勢(
図5
)について、学年集会やHRなどで訴求すると効率的だ。3年生0学期になることで、今までと何が変わってくるのか、明確に生徒に示したい。
「褒めるための学習記録」を付けさせる●
一斉指導で、3年生0学期を意識付けた後、学習記録で実際にすべきことができているかを個別に把握する。この時の教師のスタンスとしては、いつも以上に「良いところを見つけ、褒める」を徹底したい。5教科になって心理的な負担感が増している生徒に、「理科の好成績が武器になるよ」「世界史と英語を欠かさず勉強している成果がもうすぐ出るよ」など前向きな声掛けで背中を押したい。
集団への意識付けから個別指導へ深化
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