未来をつくる大学の研究室 鳥取という地の利を生かし「人の役に立つ」乾燥地研究に挑む
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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高校生に伝えたいこと
自分の夢を実現できる大学選択を勧めたい

 今、私は、中国の黄土高原やモンゴルなどアジアでのプロジェクトに多くかかわり、また、中南米やアフリカの研究機関と共同研究を進めています。そのため、研究室には留学生が多く、授業はすべて英語で行っています。私は「高校時代にもっと英語を勉強しておけばよかった」と思っています。ぜひ、高校時代には語学の習得に力を入れて欲しいです。
 鳥取大には、自分が本当に学びたいことを考え、「乾燥地の問題に取り組む」などの強い目的意識を持った優秀な学生が入ってきます。卒業生の中には、公的機関やNGOの一員としてアフガニスタンなどで汗を流している人がいます。学生の海外派遣にも力を入れ、そうした人材を育てることに熱心な、面白い大学だと感じています。
 もし今、「やりたい」と思うことがあるのなら、自分の夢を実現できる大学を選んで欲しいと思います。もちろん、やりたいことがまだ分からないという高校生も多いでしょう。そういう人は、本を読んだり、新聞を読んだり、映画を見たりしてみてください。あるいはテレビからでも構いません。できるだけ関心を広げ、自分が何をしたいのかを見つけた上で、自分に合った大学を探して欲しいと思います。

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