特集)新課程を機に現行課程を振り返る
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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新課程になっても変わらない基本スタンス

 小野高校は、集団の力を活用しながら、さまざな活動を有機的に絡め、生徒の生きる力や自ら学ぶ力、未来を展望する力を育てようとしている。木村先生は「新課程でもこのスタンスは変わらない」と話す。
 「現行課程に移行する際にも、『総合的な学習の時間』の導入など枠組みの変更はありましたが、本校として大切にしてきた指針は変えませんでした。今回もカリキュラムなどの対応は必要になりますが、私たちの教育活動を支えている土台の部分は揺るぎません。逆に学習指導要領が変わったからといって、その都度、揺れ動くような学校であってはならないと思います。また、本校の理念と新課程の基本的な考え方の間に食い違いを感じることもありません」
 時代や生徒の変化に対応しつつも、自校の位置をしっかり確認しブレのない教育を行うことの大切さを小野高校の取り組みが示している。

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