プラス α の指導
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生徒の「褒める視点」を学年で共有する |
「欠席が減った」「遅刻をしなくなった」といった生徒の変化や、「成績の急上昇」「課題提出率が100%になった」などの学習面での頑張りなど、「褒めるべき生徒のプラスの変化」は、どのようなものがあるかを学年団で共有する。その視点で生徒をピックアップし、引き継ぐのも効果的だろう。掃除やあいさつ、クラス行事への参加など、日々の学校生活の一つひとつの活動が評価の対象になり、それらを大切にすることが、進路実現という大きな成果につながることも教師間で確認したい。 |
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生徒アンケートで教師の気付きを得る |
「先生の話で印象に残っていることは何か」「文化祭やクラスマッチなど、クラスでの取り組みで特に思い出に残っているものは何か」といった質問には、教師が予想していなかった回答が寄せられることもある。教師自身はあまり意識していなかったさりげない一言やちょっとした指導が、生徒に大きな影響を与えていることも多い。教師一人ひとりが自身の言動などを振り返ると共に、今の高校生の感受性を理解する資料として、学年団でも共有しておきたい。 |
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HRでのプラスの雰囲気づくりで次年度につなげる |
年度の最後のHRや学年集会では、「褒める」「認める」「感謝する」ことを意識して、生徒のモチベーションを次年度にうまくつなげていきたい。その際、4月の時点で決めたルールや、教師が年間を通して繰り返し訴えた自校としての心掛け、クラス目標などで、出来た部分をクローズアップして褒めるようにする。その上で、出来ていない部分を次年度の課題として指摘しつつ、なお一層重要な目標として取り組んでいくことを確認すると良いだろう。 |