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Challenge 教育現場の挑戦

二学期制のメリットは
質・量ともに生まれたゆとりと
「学びの連続性」

二学期制
石川県金沢市立 明成小学校


自治体ごとに組織的に二学期制に移行するケースが増えている。その先駆けとして金沢市教育委員会は、市内の全公立小・中学校で2004年度から二学期制を実施することを決定。明成小学校はモデル校の一つとして、地域や学校に合った二学期制のあり方を研究してきた。その結果、二学期制は単に時数を確保するというだけでなく、「ゆとり」のなかで「生きる力」を育むのに「相性がよい」ことがわかったという。

■明成小学校データ■
浅岡吉宏校長
▲浅岡吉宏校長
 金沢市は人口約45万8千人の北陸の中心都市。明成小は、市立瓢箪町小と此花町小を統合して、1995(平成7)年に開校した。97(平成9)年に新設された校舎にはミニコンサートができるエントランスホールや屋上庭園なども整備。教科をベースにした総合的学習、省エネ・エネルギー教育にも力を入れている。JR金沢駅に程近い学区には新築マンションも増えているが、昔からの住民を中心とした3世代家族が多く、地域との結びつきは強い。
〒920-0845 石川県金沢市瓢箪町5-48
TEL 076-231-7438 FAX 076-231-5599
校長/浅岡吉宏先生 児童数/250人、学級数/13学級(特殊学級2、通級学級3含む)
 
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