教師の相互啓発により学習の質を保証する
教師の相互啓発
静岡県袋井市立 袋井北小学校
袋井市教育委員会では、学ぶ力と豊かな心を持った子どもたちを育てることをめざしている。この方針をもとに、市内九つの小学校、三つの中学校で各校の目標・指導計画・成果指標を定め、授業、生活指導、学校行事などあらゆる場面で目標に沿った指導がなされている。
今回は、「表現力」を基礎的な力と位置づけ、教師の相互啓発によって指導の質を高めて成果を出そうとしている袋井北小学校の実践を紹介する。
■袋井北小学校データ■
静岡県の西部に位置する袋井市。袋井北小学校の学区は市のほぼ中央に位置し、南は国道一号線、北側には東名高速道路が走っている。古くからの住民が暮らす農村地帯が残る一方、34年前、学区の北西部に袋井インターチェンジができてから、急速に都市化が進んでいる地域がある。創立130年目を迎える同校の保護者や地域の人々は、伝統的に地域活動に熱心であるが、児童の保護者の3割ほどは借家・アパート住まいで比較的出入りが多く、それらの人々との融合が課題である。
〒 437-0061 静岡県袋井市久能1580番地
電話0538-42-3024 FAX0538-43-5474
校長/加藤數三先生 児童数/825人、学級数/27学級(養護学級3を含む)
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