データから見る教育 親との会話が子ども同士の関係に影響する!

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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2 小学6年生で親との会話が少なくなる

  図2は、小4生から高2生までの学年別に見た父親、母親と「よく話をする」+「ときどき話をする」の割合について、学年差が見られる4項目に関して示したものです。
  小4生から小5生までは、大きな差異は見られませんが、小6生ではすべての項目で父親・母親とも会話する割合が減少します。小6生は親よりも友だち集団に接近し、友だちとの会話が重要になり始める時期であり、このことと一致します。
  また、中2生になると、ほとんどの項目で親との会話が減少します。中2生は、思春期の特性からも親との距離を置く時期であると考えられます。中3生から高校生では親との会話をする割合が多くの項目で再び増加しています。全体的に見ると、中2生が親とのコミュニケーションが最も少ない時期のようです。

図2

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