e授業のある風景 ITの特性を利用した教科学習や学級会活動に取り組む

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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6年生 社会 歴史クイズの作成

【学習内容】
事前に縄文時代~室町時代の中から好きな時代を選んで三択問題を作成し、パソコンソフトを用いて双方向のクイズに加工。社会科の授業の内容に加え、IT技能として画像トリミング、保存などの一連の操作も学ぶ。

今回使用したツール
『スクールラーニングパック@発見島』
◎コンピュータ活用が効果的な授業を支援する教材を多数収録したベネッセコーポレーションのネットワーク型の教科学習ソフト。今回は6年生「調べ活動クイズ」を使用。

1 クイズ入力の説明
子どもは2人1組でクイズを10問作成し、ノートに書いて提出。先生のチェックを受けておく。先生はクイズに貼り込む画像を教科書からスキャンしておく。


写真
2 クイズ入力
先生が用意した画像の中から、クイズに必要な画像を選び、変形・切り抜きなど加工したうえで、クイズ画面に貼り付ける。実際の作業は子どもたちにとっては難しいようで、質問の挙手とともに、子ども同士で教え合う姿も見られた。


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3 クイズの登録・出題 
作成したクイズを子どもたちが自ら登録し、その場で先生が出題。1問につき1人ずつ当てて答えさせる。


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4 授業の感想を記入
「スクールイントラパック」の「フォーラム」に授業の感想を記入させる。
【実践の工夫】事前準備で時間を有効活用し、パソコンは2人で1台使用

●前時までにクイズを考えさせ、ノートに1度書いておく
●必要な画像をスキャニングして準備する
●パソコンを2人で1台使用させることで、子ども同士が ごく自然に教え合い、学び合う。

「お互い教え合うことは、相乗効果で理解が深まり、子どもたちのかかわり合いが見えるという効果があります」(浦川先生)

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