更に、成績を知るだけでなく、子どもの勉強にかかわることも大切だ。図3を見ると、「わからないことがあると家の人に聞く」割合は成績層であまり差がないにもかかわらず、実際に「親に勉強をみてもらったこと」があるかどうかについては、上位と下位で10ポイント以上の開きがある。
特に1、2年生については、保護者が横について勉強をみたり相談に乗ってやったりすることが大切だ。保護者自身が忙しかったり、高学年になってくると、勉強をみてやることがだんだん難しくなってくる。そんなときには、「先生に聞いてごらん」とアドバイスしてほしいと、学校から保護者にお願いすることも大切だ。 |