学びが深まるIT活用 情報モラルの指導

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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学びが深まるIT活用

情報モラルの指導

学校や家庭でインターネットを利用する子どもたちが増えている。利用に際しては、情報モラルやネチケットをきちんと身につけておくことが重要だが、学校ではそれらの指導は、どのように行われているのか、課題は何なのか。データと喜茂別(きもべつ)町立喜茂別小学校の事例から探る。

DATAで確認

情報モラルの指導は
教師の知識と教材の不足が課題

 情報の信ぴょう性、著作権の問題など、インターネットを利用する際には、気をつけなければならないことがある。いわゆる有害サイトには子どもでも簡単にアクセスできてしまうため、情報モラルやネチケットを指導することは、授業でITの活用を進める上でも重要なこととなっている。
 実際、学校での情報モラルの学習は、かなり行われているようだ。学校で「情報モラル」を勉強したことがあるかを聞くと、小中高全体で58.1%、小学校では67.7%が学習した経験があると答えている(図1)。
図1

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