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しかし、実際に情報モラルを指導しているという実感を持つ教師は少ない(図2)。この1年間で情報モラルを指導したと回答している小学校教師は、2割足らずだ。また、小学校校長の約8割が、自校の情報モラルの指導が不十分と認識している。児童の認識と学校側の認識のズレは、なぜ起きているのか。おそらく、授業で指導はしていても、その内容に満足できていないということではないだろうか。 |
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情報モラルの指導経験のある教師に指導上の課題について聞いたところ、「自身の知識や経験の不足」と並んで、「適切な教材の不足」が挙げられている(図3)。情報モラルの指導の重要性と必要性は教師も十分認識しているが、子どもたちにどう指導すれば効果的なのかを探っている状態といえそうだ。8ページからは、新しい教材と外部支援者の協力を得ることで、情報モラルの指導を充実させている北海道喜茂別町立喜茂別小学校の事例を紹介する。 |
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IT活用のヒント |
hint 1 |
インターネット活用前に情報モラルの指導を |
インターネットの便利さゆえに、子どもたちはその危険性を認識しないまま使ってしまうおそれがある。授業で使う前に情報モラルを指導したい |
hint 2
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適切な教材や外部のサポートを活用
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知識や経験不足を補うには、教材や外部の人のサポートを得るのも1つの方法だ。子どもたちが遭遇しやすいケースもよくわかるはずだ |
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