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【教育委員会Voice】
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ソフトの整備を進めて9年間を視野に入れた
IT教育の確立を目指す
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境港市教育委員会
教育総務課長 門脇俊史
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境港市には10校の市立小・中学校がある。1999年度には全校で基本操作の習得を目標とするIT教育を始めた。研究指定の3校には、県の補助金で校内LANを整備し、テレビ会議システムやプロジェクターを配備。ほかの学校も07年度にはLAN接続を完了し、08年度から追加のパソコンとプロジェクターの導入を進める予定だ。これにより、普通教室でもインターネットが使える環境を整え、教科学習にまでIT活用を広げたいと考えている。また、教師に対しては1人1台のパソコンを支給し、情報スキルの向上及び事務作業の効率化を目指す。
「ハード環境の整備はほぼ完了し、今後はソフト面の充実を目指します。必要なものを精選し、効果的に導入していきます」(門脇俊史課長)
問題点は、授業計画の立案、パソコンの活用など、幅広い情報スキルを備える教師の不足だ。そこで、今後、全校に人的サポートを導入する。
「授業の組み立てやハード面の問い合わせなど、ITサポーターは大変役立っています」(門脇課長)
学校間の情報スキルの格差をなくし、小中9年間を見通したIT教育を確立することが当面の目標だ。 |
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