ICTの活用でよりよい授業、校務の効率化を進める
VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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【教育委員会Voice】

外部からの支援で継続的な ICT活用を目指す

かほく市教育委員会
学校教育課課長補佐 山越 充

  かほく市は2004年3月に3町が合併して誕生した。市内の小・中学校のICT導入は、国の「e-Japan戦略」「IT新改革戦略」に基づき、教科学習における情報機器活用を目標として推進している。
  今後の課題は、合併前の旧3町の方針の違いによって生じた学校ごとの取り組みの差をなくしていくことだ。まずはICT環境を統一するために、パソコン教室と校内LANの整備に取り組んでいる。同時に、市内全校の教師を対象にICT研修も実施する。
  ただ、校内でICTへの取り組み体制が確立しても、教師の異動などによって引き継がれないというジレンマもある。この場合、ICTサポーターなど、外部からの継続的な支援に期待したいと考えている。将来的には、「データ管理の一元化」「わかる授業・興味が持てる授業の実現」「校務処理の効率化」を目指す。
  「教師の間にもスキル差はあります。その差をなくすためにも、どんどんICTを使ってほしいと考えています。そのため教育委員会も、できる限り環境整備を進めていきます」(山越充課長補佐)

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