A 07年度に全国の5ブロックで、都道府県・政令指定都市の指導主事を対象に1週間で計25時間の研修を行いました。08年度は、都道府県・自治体が主体となって中核教員研修を実施します。これは、各校から1名参加する代表者を対象とした研修です。代表者は自校に戻ったら、2年間で30時間の校内研修をすることになっています。
A 必修化の目的は、英語のスキルではなく、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成です。指導の中心は、子どもをよく知る担任の先生が適任と考えます。完璧な英語を使う必要はなく、子どもには人と交わることの楽しさ、言葉の大切さを伝えてほしいと思います。
A 新しい学習指導要領では、小学校英語と中学校英語は連携した内容になっています。これまで中学校では、例えばアルファベットの書き方に何時間もかけていましたが、小学校で英語活動を経験してきた生徒への指導は短時間で済むでしょう。 小学校によっては更に進んだ英語活動を行っているかもしれませんが、それは中学校の先生が校区の小学校と連携して把握すべきだと思います。英語必修化によって小学校の先生が変わる以上、中学校の先生も変わらなければならないと思います。