同校では、毎日の宿題を指導計画の中に位置づける試みも始めた。全学年全学級が、1週間分の授業の内容が書かれた「学習予定表」(図2)に宿題の内容を明記しているのだ。 「『宿題は毎日必ず出る』と保護者に認識してもらうことで、家庭学習習慣が定着すると考えました。保護者が子どもにかける言葉が『今日は宿題はあるの?』ではなく、『今日の宿題は何?』に変わることには、大きな意義があるはずだと考えています」と田中一男主幹教諭は話す。