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注目のデータ
Vol.4
既習の計算方法を活用するのが苦手
ベネッセ教育研究開発センター
「小学生の計算力に関する実態調査2007」
より
やや発展的な計算問題では無答率が大きく上がる
小学生の計算力についての調査から、「学習指導要領内」の問題と、やや発展的な「学習指導要領外」の問題では、無答率が大きく異なることがわかった。「挑戦して間違える」(=誤答)率はさほど変わらないが、「手を付けない」(=無答)率は約3~4倍に増えている。これらの計算は、既習の「学習指導要領内」の計算方法を基に考えれば決して解けない問題ではない。桁数が増えるだけで、解こうとせず、諦めてしまう児童の姿がうかがえる。
調査概要◎
調査主体:
ベネッセ教育研究開発センター
調査方法:
学校通しによる計算力テスト・質問紙調査
調査時期:
2007年2月5日~3月1日
調査対象:
全国の公立小学校31校の1~6年生 合計8,897人(調査対象校は無作為に抽出)
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小学生の計算力については、2008年1月号「
ベネッセの研究開発
」でもご紹介しています。併せてご覧ください
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