ベネッセのデータでみる子どもと教育 携帯電話の利用実態

【3】出典

「子どものICT利用
実態調査」

ベネッセ教育研究開発センター

・調査時期は2008年9~11月
・調査対象は公立学校の小学4年生~高校2年生で、有効回答数は合計10,267人(うち小学生は3,146人)。
・抽出法は市区町村の人口規模及び人口密度を考慮した有意抽出法


VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
   PAGE 3/7 前ページ 次ページ

 【3】使うシーンは「家族への電話」が中心

電話・メールの利用形態(小学4~6年生・1日に1回以上行う割合)

携帯電話で連絡する相手は、家族が中心だ。携帯電話を持つ子ども(*1)が1日1回以上(*2)家族に電話をかける割合は約7割。友だちに電話をかける割合(約3割)より高い。携帯電話を持つ友だちが少ないこと、保護者が通話先を限定しているケースが多いことなどがその理由だろう。

 図示はしていないが、中学・高校生になると使い方に大きな変化が見られる。友だちとの連絡に使う割合が増え、使い方もメールが中心となっていく。

*1 「自分専用の携帯電話を持っている」「家族と一緒に使う携帯電話を持っている」と回答した人のみ対象
*2 「1日1回以上」=1日「1~2回」「3~5回」「6~10回」「11~20回」「21~30回」「31~50回」「51~100回」「101回以上」の合計


   PAGE 3/7 前ページ 次ページ