3.学力向上のための調査について
|
6月上旬、荒川区全体の学力向上のための調査がインターネット上で公開された。この調査は、児童の学習の到達度及び学習に対する意識を客観的に認識し、今後の児童の学力向上に生かしていこうとするねらいがある。今回の結果には、算数と国語の2教科について区が定めた達成率の目安が明記された。本校の結果は、以下のようである。 |
教 科 | BGCOLOR="#FFFFFF">本校の達成率(%) | BGCOLOR="#FFFFFF">区の達成率の目安(%) | BGCOLOR="#FFFFFF">
国語(基礎) | BGCOLOR="#FFFFFF">73.5 | BGCOLOR="#FFFFFF">70 | BGCOLOR="#FFFFFF">
国語(応用・発展) | BGCOLOR="#FFFFFF">62.2 | BGCOLOR="#FFFFFF">40 | BGCOLOR="#FFFFFF">
算数(基礎) | BGCOLOR="#FFFFFF">82.5 | BGCOLOR="#FFFFFF">70 | BGCOLOR="#FFFFFF">
算数(応用・発展) | BGCOLOR="#FFFFFF">79.6 | BGCOLOR="#FFFFFF">40 | BGCOLOR="#FFFFFF">
|
|
どの教科も区の目安となる達成率を上回る結果となっている。結果の分析をすると、算数については、日頃の習熟度別学習の成果があらわれ「基礎」「応用・発展」ともに平均点としては、高い数値になった。特に、数学的な考えの伸びは、日頃の思考力を大切にする指導が実を結んだものと思われる。しかし、個別にみると、単元の終わりでは、覚えていた計算が年度の終わりには、忘れてしまうという傾向があった。基礎・基本の繰り返しの練習が必要であることが課題として残った。各児童の学力向上のための調査は、今後の指導の資料として役立てる。今回、習熟できていない内容については、今後の学習の中や夏休みのサマースクールで復習していく。また、既に、かなり、習熟の進んでいる内容については、さらに、児童自身の能力を伸ばせるように授業の中で工夫していきたい。 |