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COLUMN |
70分授業で教科センター方式を円滑に運営
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聖籠中学校では、70分授業を導入している。70分授業は、50分授業では時間の足りない課題解決型の授業が十分にできるというメリットがある。また、70分授業には、2つのねらいがある。まず、教科センター方式には授業ごとに全校の移動が必須なため、その移動回数を少なくできる。そして、1コマの進度をそろえるために、柔軟な対応ができるのだ。 もちろん、そこには生徒の集中力低下という懸念がつきまとうが、それを克服できるという判断があっての導入だった。「集中力の低下は、授業にメリハリをつけることで防げます。私の担当する国語なら、最初の10分は漢字学習、続く5分は音読・暗唱、そして45分の授業後、最後の10分で問題演習などを行います。以前は、漢字学習などは家庭学習に任せていましたが、授業時間に組み込めるようになって、生徒間の学力の差は縮まりました。それはC基準の生徒の減少といった明確なかたちで表れています」(研究主任・松原大介先生)
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