福井市至民中学校教諭 牧田秀昭
教職歴22年。学ぶ意義を実感する数学科カリキュラムを継続研究。教師の力量形成にも関心が高い。共著に『中学校新数学科授業の基本用語辞典』(明治図書)、『中学校を創る』(東洋館出版社)ほか。
中学校に進学した生徒が、最も苦手意識を抱きやすい教科の一つが数学だ。その背景には、抽象的な概念の増加や、授業の進み方が速くなるなど、さまざまな要因がある。 ここでは、至民中学校の牧田秀昭先生の授業を通し、算数から数学へ無理なく移行させるための指導法を探る。