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VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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実録e授業
職場体験学習  活用時間 :総合的な学習の時間  対象学年:2年生

【学習内容】
職場体験を翌週に控え、自分が体験する職種の情報を『職業しらべナビ』を使用して調べる。また、実際に体験に行く企業・店舗の所在地や行き方を、インターネットの検索サイトを利用して調べる。調べた内容を、所定の用紙に手書きで記入する。

使用したツール 「職業しらべナビ」
仕事の内容、生活と収入、就職状況などを検索できる、ベネッセコーポレーションの進路学習用ソフト。職場体験や見学のレポートをまとめたデータベースを構築できる「職場体験ナビ」とセットで使用することで、体験後の発表・情報共有にも活用できる。
情報教育全体計画
学年
目 標
指導内容
1年
・自己表現の手段としての情報機器活用能力の育成
・基本的な操作スキルをマスターする
・情報収集能力を身につけ、取捨選択する基本を学ぶ
・「表現活動」に必要な知識とアプリケーション活用能力を育成する
・総合学習発表に向け、ワープロソフト、画像編集ソフトなどで発表会用のパンフレットをつくる
・ビデオ編集ソフトを使い、映画を作成する
・ホームページ作成ソフトを使い、ホームページを作成する
・宿泊学習の事前学習(しおり作りとウェブ調べ)と終了してからのまとめづくりをWeb、デジタル画像編集ソフト、ワープロソフトなどを使って行う
・生徒一人ひとりのIDとパスワードを配付し、個人フォルダを割り当てると同時に、セキュリティー意識を身につける
・学級通信や行事だよりを作成する
・プレゼンテーションソフトで「私のしごと館」の体験の様子をプレゼンテーションする
2年
・自己表現の手段としての情報機器活用能力の育成
・創意工夫による個性豊かな表現力の育成
・操作スキル、情報収集能力、アプリケーション活用能力を具体的事象の中で高め、総合的な情報活用能力を高める
・総合学習発表に向け、ワープロソフト、画像編集ソフトなどで発表会用のパンフレットをつくる
・ビデオ編集ソフトを使い、映画を作成する
・ホームページ作成ソフトを使い、ホームページを作成する
・宿泊学習の事前学習(しおり作りとウェブ調べ)と終了してからのまとめづくりをWeb、デジタル画像編集ソフト、ワープロソフトなどを使って行う
・生徒一人ひとりにIDとパスワードを配付し、個人フォルダを割り当てると同時に、セキュリティー意識を身につける
・学級通信や行事だよりを作成する
・ゲストティーチャーと職業体験の様子をプレゼンテーションソフトでプレゼンテーションする
3年
・自己表現の手段としての情報機器活用能力の育成
・情報を活用する能力を更に高め、情報機器を使用することが「目的」ではなく、生活の一部の「手段」として活用できるようにする
・多様なアプリケーションソフト等を活用できる能力を育成する
・総合学習発表に向け、ワープロソフト、画像編集ソフトなどで発表会用のパンフレットをつくる
・ビデオ編集ソフトを使い、映画を作成する
・ホームページ作成ソフトを使い、ホームページを作成する
・生徒一人ひとりにIDとパスワードを配付し、個人フォルダを割り当てると同時に、セキュリティー意識を身につける
・学級通信や行事だよりを作成する
・高校見学会の下調べ(住所・地図サイト・交通ルート)および高校のホームページを調べる
01 「職業調べナビ」で、興味のある職業を検索
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「職業グループ」「キーワード」「50音順」「働く場所マップ」「資格」と、多角的な検索が可能。具体的な希望を持っていてもいなくても、さまざまな情報にアクセスしやすく、広い視野で将来について考えられる。
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職業紹介画面では、仕事の内容のみならず、収入や将来展望などの情報も収録されているので、関心のある職業のかなり具体的なイメージを描くことができる。

02 必要な情報を自分で選び、自らの手で記入
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パソコンで調べた内容を「職業体験学習ワクワクWORK IN'」に記入。子どもたち自身に書かせるのは「必要な情報を自分で選択させる」ためだ。


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