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【教育委員会Voice】
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生徒や教師が安心してパソコンを使えるために
保守も含めたリース契約に
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大阪府門真市教育委員会学校教育課
指導主事 川原康史
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大阪府門真市では、2003年度に市内の全小中学校に校内LANを整備し、05年度にかけてIT環境を整備した(下表)。教育委員会は、指導充実のために設備をどんどん活用してほしいと考えているが、一方で学校側の気がかりは故障や破損の問題だ。
「故障や破損を考慮して、保守メンテナンス込みのリース契約をしているので、ノートパソコンを使っているときや運んでいる最中に壊れたとしても、すべて保証されます。この安心感が、現場での使いやすさにつながっていると思います」(川原康史氏)
また、05年には、教育委員会からベネッセITサポーターに依頼し、教師のパソコン研修を行った。ITサポーターが実施する模擬授業の体験後、ITを使った授業計画を考えるというもの。従来の研修から一歩踏み込んだ内容で、受講した教師の満足度も高かった。今後の課題は、IT授業に対する教師の認識をどう深めていくか。そのために、今後も、更に充実した研修を実施していくという。
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IT環境の整備状況(1校あたり) |
・ノートパソコン
…22台
・パソコン教室用パソコン
…41台
・職員室 用パソコン
…1台
・普通教室用パソコン
…各教室に1台
・特別教室用デスクトップパソコン
…6台
・スクリーンとプロジェクタ
…2組
・カラーレーザープリンタ
…3台
・ポータブルインクジェットプリンタ
…6台
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