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VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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【教育委員会Voice】

生徒や教師が安心してパソコンを使えるために
保守も含めたリース契約に

大阪府門真市教育委員会学校教育課
指導主事 川原康史

 大阪府門真市では、2003年度に市内の全小中学校に校内LANを整備し、05年度にかけてIT環境を整備した(下表)。教育委員会は、指導充実のために設備をどんどん活用してほしいと考えているが、一方で学校側の気がかりは故障や破損の問題だ。
  「故障や破損を考慮して、保守メンテナンス込みのリース契約をしているので、ノートパソコンを使っているときや運んでいる最中に壊れたとしても、すべて保証されます。この安心感が、現場での使いやすさにつながっていると思います」(川原康史氏)
  また、05年には、教育委員会からベネッセITサポーターに依頼し、教師のパソコン研修を行った。ITサポーターが実施する模擬授業の体験後、ITを使った授業計画を考えるというもの。従来の研修から一歩踏み込んだ内容で、受講した教師の満足度も高かった。今後の課題は、IT授業に対する教師の認識をどう深めていくか。そのために、今後も、更に充実した研修を実施していくという。

IT環境の整備状況(1校あたり)
・ノートパソコン
       …22台

・パソコン教室用パソコン
       …41台

・職員室  用パソコン
       …1台

・普通教室用パソコン
       …各教室に1台

・特別教室用デスクトップパソコン
       …6台

・スクリーンとプロジェクタ
       …2組

・カラーレーザープリンタ
       …3台

・ポータブルインクジェットプリンタ
       …6台


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