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DSを学校での学習に導入する際の課題
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DS対応の学習ソフトを教材として本格導入する場合、いくつかの課題もある。機器の故障・紛失の危険性や保管する場所の確保などだ。これらは、精密機器や高額な製品を使用する際の共通事項といえる。
通常の授業とのバランスをいかにとるかも重要なポイントだ。
「常に新しい情報や刺激的なものに囲まれている生徒を引き付けるために、最近は授業の中の場面展開が速くなっていると感じます。生徒は50分間ずっと同じ内容の授業が続くと飽きてしまうため、短時間で集中して取り組める学習ソフトがよい刺激になることは事実です。一方で、一つのことにじっくり取り組ませることも、授業には不可欠です。この両方を生徒の実態に合わせてバランスよく組み合わせることが大切なのではないでしょうか」(本多先生)
携帯型ゲーム機用学習ソフトが得意とする分野と、教師でなければ指導できない部分をうまく使い分けることによって、教師の負担の軽減も可能となるだろう。 |
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