▲群馬大特任教授 下田博次
しもだ・ひろつぐ◎子どものインターネットおよび携帯電話利用問題に取り組み、NPO青少年メディア研究協会を主宰するほか、警察庁「少年のインターネット利用に関する研究会」座長など、数多くの審議会の委員を務める。著書に『学校裏サイト』(東洋経済新報社)など。
携帯電話は子どもたちにとって身近な道具となりつつある。 しかし、大人にとっては単なる情報通信機器にすぎない携帯電話は、子どもたちにとっては、コミュニケーションをつくり上げる「ケータイ」であり、その存在価値は異質のものだ。 教師、保護者の想像を超える子どもたちとケータイの結び付きと、今後の対策を考えてみたい。