学級を盛り上げるためには、新年度の開始前に学級づくりの方法を思い描き、4月から段階的に学級をつくっていくことが大切です。一つひとつの行事を単独で考えず、生徒一人ひとりや学級の成長の見通しを持ち、行事ごとの目標やねらいを明確に位置付けた上で取り組むことが重要なのです。
先生方が強調されていたように行事に対する生徒の意欲はさまざまです。行事の直前に「優勝しよう」と声をかけても、学級が団結するとは限りません。4月の学級開きのときから、お互いを理解するための班日誌や、お互いに協力する活動を取り入れるなど、日々の積み重ねが重要になります。学級づくりの見通しを持ち、成長のチャンスとして行事をいかにうまく活用するかが求められるでしょう。 |