特集 新課程対応─時数確保のひと工夫

VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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効果が感じられる少人数制は継続予定

 数学と英語は、新教育課程では授業時数が増えて、更に教師の負担が大きくなる。しかも、校区内に大規模住宅が出来たため、生徒数は増加傾向にある。10年度は、全校で更に2学級増える可能性が高いが、教師の数がどの程度増えるかは分からない。今後の方針は、諏訪部校長と教務主任の畑先生とで検討中だ。
 「週1コマだけを少人数制授業として、残りは通常のクラスで行う方法も考えられますが、それでは生徒が落ち着いて学習できないでしょう。教師の持ち時間があと1、2時間増えたとしても、苦労を上回る効果が見える少人数制を続けたいと、多くの先生が考えています」(畑先生)


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