ベネッセのデータでみる子どもと教育

【6】出典

第2回子ども生活実態基本調査
ベネッセ教育研究開発センター

・調査時期は2009年8~10月、調査対象は全国の小学4年生~高校2年生13,797人(うち中学生3,917人)。調査方法は学校通しによる自記式質問紙調査

VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
   PAGE 6/7 前ページ 次ページ

【6】成績上位の子どもの学習理由は、前向きで目的が明確

学習する理由(1~3年生・成績別)

* 数値は「とてもそう」と「まあそう」の合計。成績中位の数値は省略した

成績(子どもの自己評価)によって、学習の動機についてはどのように異なるのだろうか。成績上位の子どもほど、「いい高校や大学に入りたいから」「問題が解けるとうれしいから」など前向きな動機を挙げる比率が高い。また、切磋琢磨し合う友だちの存在も大きい。一方、「勉強をしないと頭が悪くなるから」など、受け身な考え方やネガティブな動機には、成績による大きな差は見られない。


   PAGE 6/7 前ページ 次ページ