VIEW21 2001.12  指導変革の軌跡 京都市立堀川高校

京都市立堀川高校

SI構築
探究科の設置をベースに
魅力ある学校づくりを目指す

京都市立堀川高校
創立93年目。人間探究科、自然探究科から成る専門学科・探究科を'99年度に設置。大学での研究につながる基礎的探究能力の育成と、進学に向けた学力を培う教育を実践する。教科の枠を越えた総合的な科目の設置など、独自のカリキュラムでの生徒支援に取り組む。
住所/京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622の2 電話/075(211)5351

写真 京都市立堀川高校 設立 1908年(明治41年)
形態 共学/普通科、探究科
規模 1学年248名6クラス、2学年245名6クラス、3学年236名6クラス(各学年普通科・人間探究科・自然探究科2クラスずつ)。

堀川高校……取り組みのポイント

  1. 専門学科「探究科」の設置
    中学生に選ばれる学校にするためには? 試行錯誤する中で「探究科」が生まれた。大学の研究につながる基礎的探究能力の育成を目的とする。
  2. SIの再構築
    探究科設置に合わせ、新体制を支えるハードウェアが整った校舎の新築、ステイタスシンボルとしての制服の採用、2学期制の導入など、教師間で議論を重ねた末、様々な企画を実現させた。
  3. 企画部中心に改革を推進
    学校運営全般にかかわる新しい取り組みを実行するコントロールタワーとして、企画部が学校変革の推進役となる。


写真 荒瀬克己 写真 奥山 誠
京都市立堀川高校教頭
荒瀬克己
Arase Katsumi
教職歴25年目。同校に赴任して17年目。途中、3年間の教育委員会勤務を経験。国語担当。「教師も生徒も、目の前の問題に対して自分の問題として立ち向かう姿勢が大切です」
京都市立堀川高校教諭
奥山 誠
Okuyama Makoto
教職歴20年目。同校に赴任して3年目。公民担当。企画部長。「常に『自分が今、生徒たちのためにできることは何か』を考えながら行動していきたいと思っています」
写真 竹田昌弘 写真 南郷丈志
京都市立堀川高校教諭
竹田昌弘
Takeda Masahiro
教職歴19年目。同校に赴任して12年目。3学年学年主任。数学担当。「堀川高校を京都の公立高校の中で、保護者が最も我が子を通わせたいと思う学校にするのが目標です」
京都市立堀川高校教諭

Nango Takeshi
教職歴27年目。同校に赴任して19年目。進路部部長。数学担当。「『生徒はどの子も伸びる』が持論。人生の節目の3年間を有意義に過ごしてほしいですね」

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