5 履修科目数と学力との関連
地理・歴史、理科の各科目の正解率を見ると、それぞれの履修科目数の多い方がすべて高くなるという結果が得られた。履修科目数が多い方が、教科・科目間の相互理解に相乗効果が期待できるということが分かる。
6 低下する各科目の理解度・得意度
'90年からの各教科・科目の理解度・得意度の推移を見ると、全体として低下傾向にある(表2)。中でも、地理・歴史、理科の得意度の低下傾向が目立ち、物理・化学・生物は理解度・得意度とも極端に低い数値である。なお、英語の理解度を示すと思われる正解率は上昇しているにもかかわらず、得意度は低下した。このことは、生徒が自己を否定的に捉える傾向が強まり、主体的な科目選択ができにくい状況を反映しているのではないかと考えられる。
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