VIEW21 2002.2  指導変革の軌跡 埼玉県立越谷北高校

埼玉県立越谷北高校

中高連携
中学校教師による研修会を学校改革に活かす

埼玉県立越谷北高校
創立33年目。男女共学の普通科高校として設立。'89年、埼玉県の公立高校として初めて理数科を設置し、現在に至る。「大学へ入ってから、さらに大学卒業後も伸びる生徒を育てる」との方針のもと、LHRを活用した進路学習や大学教授、社会人を招いた講演会の実施などに力を入れている。
住所/埼玉県越谷市大泊500-1 電話/048(974)0793

写真 設立 1969年(昭和44年)
形態 共学/普通科、理数科
生徒数(一学年) 約360名
'01年度入試実績 国公立大には、筑波大4名、埼玉大15名、千葉大12名など計63名が合格。私立大には、早稲田大、上智大、明治大をはじめ多数の合格者が輩出。

越谷北高校……取り組みのポイント

  1. 中高連携の一環として教職員研修会を実施
    中高連携の第一歩として、「教職員研修会」を実施。越谷市立富士中学の教務主任を講師として招き、中学校の実態、新課程への取り組みなどについて、現場の生の声を聞く。
  2. 自学自習のマニュアル「新・学習のてびき」の作成
    自学自習の習慣が身に付いていない新入生のために、予・復習の方法や、参考書の活用などを詳細に記載した「新・学習のてびき」を作成。
  3. 進学重視型小人数教育の実現
    生徒の学力向上のため、普通科の35人編成、理数科の数学、理科、英語における1クラス20名の小人数教育などを02年度から実施予定。


写真 写真
埼玉県立越谷北高校
清水龍郎
Shimizu Tatsuro
教職歴24年目。同校に赴任して13年目。進路指導主事。生物担当。「生徒が自分の頭で考え、勉強が好きになってくれるような授業を常に心がけています」
埼玉県立越谷北高校
上原一孝
Uehara Kazutaka
教職歴15年目。同校に赴任して5年目。地歴・公民担当。教育課程委員会委員長。「生徒には自分の可能性を信じて、いつも充実していてほしいですね」

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