VIEW21 2002.9  特集 学校改革のビジョンづくりに向けて

事例

福岡県立城南高校

継続的な活動の進化を支える評価プロセスとは?

 1994年度に「ドリカムプラン」をスタートさせて以来、全国的にその名が知られるようになった福岡県立城南高校。体系的な進路学習を中心に据えた同校の教育プランは、現在に至っても多くの教師たちの注目を集め続けている。その背景には、実施以来9年間に渡り、絶えず取り組みが更新され、内容が進化し続けていることが大きいようだ。今号のテーマである「自己点検・自己評価」の観点から、改めて城南高校の取り組みに着目してみたい。


福岡県立城南高校
1964年(昭和39年)創立。全日制の共学校。一般コース、理数コースを設置し、全校生徒数は1204名。02年度入試では九州大28名、福岡教育大17名など国公立大に計269名が合格。私立大でも立命館大13名、西南学院大104名などをはじめ多数の合格者が輩出。なお、01年度入試では、国公立大現役合格者数286名と、公立高校では全国トップクラスの実績を残している。
住所/福岡市城南区茶山6-21-1 電話/092(831)0986
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福岡県立城南高校校長
長瀬泰信
Nagase Yasunobu
教職歴30年目。02年度4月より同校に赴任。「一隅を照らす人を訪ね歩き、出会った感動を生徒に語り続けています」
福岡県立城南高校教頭
名倉政雄
Nakura Masao
教職歴26年目。94・95年度に同校教務主任を務めた後、01年度より教頭として赴任。「生徒には自分自身を確実に見極めてほしい」
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福岡県立城南高校教諭
永岡信泰
Nagaoka Nobuyasu
教職歴24年目。同校に赴任して10年目。教務主任。地歴担当。「『日進月歩、日々是努力』をモットーに生徒に接しています」
福岡県立城南高校教諭
和田美千代
Wada Michiyo
教職歴20年目。同校赴任通算15年目。現在は研究開発主任。国語担当。「普通科高校こそキャリア教育が必要です」

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