ベネッセ教育総合研究所 ベネッセホールディングス
新課程のスタート状況と今後の展望
   8/9 前へ次へ


【3】 教科「情報」の扱い
 教科「情報」の先行実施は、全体で14.4%となっているが、私立校の26.5%に対して、公立校は6.6%と約4分の1にすぎず、大きな差が見られる。
 評価方法の確立状況については、「確立済み」(02年度12月現在)は、11.5%にすぎず、「03年度4月以降検討予定」とする割合が、公立校で5割、私立校では4割あることから推察すると、大学入試での扱いが不明な現段階では、「情報」の実施は一応検討していても、他教科への読み替えへの変更も視野に入れて、実施内容・方法の本格的な検討と最終的な決定は先送りしている高校が少なくないということだろう。
 資料15資料16は、学年別の選択科目と単位数を示したものである。「1年次で履修」「科目Aを履修」のパターンが主流であることは、昨年度の調査結果と同様である。
資料15、16
 
このページの先頭へもどる
   8/9 前へ次へ
 
このウェブページに掲載のイラスト・写真・音声・その他のコンテンツは無断転載を禁じます。
© Benesse Holdings, Inc. 2014 All rights reserved.