|
|
|
7 まとめにかえて |
|
03年度調査で見られた「英語力を過小に自己評価する傾向(自信のなさ)」「英語使用経験の少なさ」といった日本の高校生の課題は、04年度の調査でも引き続き明らかになった。
今後の英語教育においては、こうした課題の解決が求められるが、今回の調査によって、SELHi型の指導の有効性が示されたことは、この課題へのヒントを与えてくれるのではないだろうか。
高校生の英語力をどのように伸ばしていくのかは、今後の社会情勢を踏まえると、まさに国策レベルでの課題である。現場の指導改善に、今回の調査が何らかの参考になれば幸いである。 |
|