指導変革の軌跡 岐阜県・私立高山西高校「進学実績向上」
岐阜県・私立  高山西高校

岐阜県・私立 高山西高校

創立以来、飛騨地区唯一の私立高校として歩む。4年制大進学を目指す特進I・IIクラスの他、音楽大進学者を対象とした音楽コース、就職希望者を対象とした蛍雪クラスを設置。ディベート指導など特徴ある教育を推進。

設立●1963年(昭和38年)

形態●共学/特進I、特進II、音楽コース、蛍雪

生徒数(1学年)●1年:233名 2年:267名 3年:222名

05年度進路実績●国公立大には富山大6名、岐阜大4名など計48名が合格。私立大には早稲田大、法政大、同志社大、立命館大などに延べ250名が合格。

住所●高山市下林町353

電話●0577(32)2590

WEB PAGE●http://www.takanishi.
ed.jp/


小林隆徳

▲岐阜県高山西高校教頭

小林 隆徳

Kobayashi Takanori

教職歴18年目。高山西高校に赴任して17年目。「『飛騨中の人々を西高ファンにしたい』いつもそんなことを考えています」

宮川純一

▲岐阜県高山西高校

宮川 純一

Miyagawa Junichi

教職歴21年目。高山西高校に赴任して21年目。特別活動部長。英語科主任。「『英語ディベートの波を全国へ』がモットーです」/p>

川上千敏

▲岐阜県高山西高校

川上 千敏

Kawakami Chitoshi

教職歴18年目。高山西高校に赴任して9年目。進路指導部長。物理担当。「毎日毎日が勉強です」がモットー。

岩坂晋

▲岐阜県高山西高校

岩坂 晋

Iwasaka Susumu

教職歴10年目。高山西高校に赴任して10年目。数学担当。「意欲的な生徒たちに、数学を分かりやすく伝えていきたい」

横田匡司

▲岐阜県高山西高校

横田 匡司

Sakata Yoshiyasu

教職歴9年目。高山西高校に赴任して9年目。数学担当。「『数学は何と言っても図が命』をモットーに生徒を指導しています」

VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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指導変革の軌跡58
岐阜県・私立高山西高校 「進学実績向上」

若手中心の学校改革で進学校へと脱皮

かつての「指導困難校」が進学校へと脱皮

 北アルプスの懐に抱かれた高山西高校は、近年顕著に進学実績を伸ばし、注目を集めている私立高校だ。地方部では公立受験に失敗した子どもの「受け皿校」的な地位にある私立高校も多い中、高山西高校からは、学区の公立トップ校に次ぐ国公立大進学者が輩出する。
  だが、そんな高山西高校も、わずか十数年前までは県内でも有名な「指導困難校」だった。17年前に高山西高校に赴任し、現在は教頭を務める小林隆徳先生は、当時の状況を次のように回想する。
  「当時の本校に入学してくるのは、公立高校の受験に失敗して、文字通り『泣く泣く』入学してくる生徒がほとんどでした。問題行動を起こす生徒も少なくなく、授業を成立させること自体が難しいこともありました。今思い出してみると隔世の感がありますね」


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