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情報活用コースを中心に高大連携を実施
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一連の活動を踏まえて、犬山高校は次の一手を打った。愛知工業大経営情報科学部、名城大都市情報学部との高大連携事業だ。03年度から普通科に情報活用コース(定員40名)が設置されることになり、このコースの中心的な取り組みとして導入することにした。長谷川省一教頭は、実施の背景について次のように述べる。
「外部によるアドバイスが生徒に大きな刺激を与えることは、『なるには講座』や『進路見学会』で実証済みでした。そこで、単なる大学見学から一歩踏み込み、実際に大学の教室で授業を受けることで、更に意欲を高められると考えたのです」
企画立案では、まず長谷川教頭が学年ごとのコンセプトや提携する大学、日数や予算などの大枠を作成。それを基に、情報担当の教師2名と、情報免許を持った教師3名が詳細を検討した。特に、学ぶ内容は、大学側と綿密に打ち合わせをした。
「情報に関する環境は、高校と大学では全く違います。大学に行って授業を受ける以上、本校ではできないことを学んでほしいですし、将来の進路につながるものを提示したいと考えました。大学からは3年間の実施後に見直しを図るという条件で協力していただいたので、3年かけて学んでいく取り組みを模索しました」(佐橋先生) |
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