2年次では、インプットと並行して、アウトプットの比重が高くなる。それが「地球市民養成プログラム」で行う「グローバル・エデュケーション(以下GE)」だ。このプログラムでは、主に英語を使いながら、環境問題や経済格差といった地球規模の諸問題について、生徒自ら情報収集・分析などを行い、自分の意見を英語でまとめる。「良質のアウトプット」、つまり英語のコミュニケーション能力とコンテンツの質、双方の向上を目指す。
「コミュニケーションでは、言語運用能力はもちろん、伝える内容も重要な要素です。大学教授や地域に住む外国人らを講師とした特別授業も行いながら、発信するコンテンツの質を高め、自分の考えに基づいて行動できる生徒を育てていきたいと思っています」(山田先生)
更に、PEIIIでは9月からディスカッションやディベートを開始し、「読む・聞く・書く・話す」の4技能全般の育成を図る。
3年次は、アウトプットの活動がメインとなり、英語の実践力に磨きをかけるカリキュラムとなる。PEⅣでは本格的なディベート、ディスカッションを行い、GEIIでは生徒が自ら課題を設定し、情報を収集して、英語論文を書き上げる。
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