1年次前半は、「学校には給食がある方がよい」「制服があった方がよい」「一人っ子の方が兄弟姉妹がいるよりよい」など学校生活や家庭生活に関わるテーマで肯定側・否定側に分けて、その理由を英語で書かせる訓練を行った。そして、ペアで互いに理由を読み合って伝える練習に取り組んだ。
1年次後半になると、ペアの相手に意見を伝えるときに、できるだけ書いたものを見ないようにして言うように指導した。そして、相手の意見を聞いてその反論を書き、書いた反論についてもできるだけ書いたものを見ないようにして言う練習を行った。
このように、まずは書くことから段階的に指導を行ったが、その際、書いた英語はできる限り正しい英文に直し、ディベートの後も定期テストやスピーキングテストで再度、書かせたり言わせたりした。加えて、なるべく似たテーマを続けることで、継続的に使用できる語彙を増やし、その定着にも配慮した。
【指導で重点を置く技能 融合・その他融合より】
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