高校を取り巻く環境変化や生徒の気質変化などを背景として、 家庭での教育の役割はますます重要になっている。学校は保護者の協力を引き出すために さまざまな工夫をしている(本誌2005年6月号特集参照)が、 「保護者の意識や価値観が変わってきている」「対応に困る場面が出てきている」という声もあり、 課題は多くあるようだ。そこで今号では、学校現場での保護者対応の取り組みを通して 保護者の実態と対応のヒントを探っていく。
保護者の歩んできた時代背景