高校からは外進生(高校入試による入学者)1学級分が加わるが、学習習慣が身に付いた内進生と外進生の学力の差は大きく、別学級だ。高2からは内進・外進にかかわらず進学クラスと就職クラスに分かれ、教科書とカリキュラムも別となり、進路指導も本格化する。
生徒の志望は、大学、専門学校、就職が3分の1ずつとなり、指導は難しい。高校籍の宮入雅史先生は次のように話す。
「3つのベクトルがある状態で、クラス一斉の進路指導は難しい。担任で役割分担をするなどの工夫が必要です。2人の担任、副担任だけでなく、クラスや学年を超えての協力が重要になります」
就職は9月、専門学校は10月、推薦入試は11月、12月以降は一般入試とピークがずれるが、時期ごとに全教師が連携して指導にあたっている。
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