ただし、教科によって心がけている授業方法が大きく異なっている。図2は心がけている授業方法を教科別に示したものだ。
「計算や漢字などの反復的な練習」は、国語、数学、外国語の教師が特に意識している。ところが、理科や社会ではこれらを意識する教師は少なく、「体験することを取り入れた授業」「自分で調べることを取り入れた授業」を重視している。
高校でも同様だが、教科・科目特性によって授業方法には差がある。中学から高校へのスムーズな接続には、中学時代にどのような授業を受けていたのか、教科別に把握することが重要といえるだろう。 |